地盤改良施工写真と解説 株式会社 盛工業 http://sakari-k.co.jp/

深層混合処理工法・浅層混合処理工法・話題の環境パイル工法・鋼管圧入工法などの地盤改良工法の施工についてを説明解説していきます。

深層混合処理工法(柱状改良)盛岡市緑ヶ丘

 岡市緑ヶ丘にて深層混合処理工法(柱状改良)の施工をしています。地中に5.0mの柱状改良体を作ります。

土質は黒ボク土で火山灰土と腐植で構成されている土です。

 

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弊社ではミキシングプラントは半自動の2層式を使用しています。

 

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上のホッパーから1トンのセメント系固化材を投入し、真ん中のミキサーで混合撹拌し、下のアジテーターに落とします。

 

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2層式のプラントではミキサーで1トンの材料を練ることができますので、撹拌してアジテーターに落とし、すぐに次の材料を練ることができまので効率がすごくいい。

1層式ではセメントミルクがすべてなくなるまで、次の材料は練れませんし、途中で水を足して練る場合は、打設を中断しなくてはならなく不効率、水セメント比も一定ではなくなる可能性が出てきます。

当社では、2層式・もしくは全自動を推奨します。

この、セメントミルクをグラウドポンプを使って地盤改良機に送り、地中に注入します

 

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改良機は地中にセメントミルクを注入しながら、現状の土と混ぜ、柱状の改良体を形成します。

セメントミルクの流量は施工管理装置にて確認し管理、データとして記録されます。

 

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建物が建ってしまうと、見えなくなってしまうものだからこそ、設計・管理・施工・データ記録が重要になってきます。

見えない縁の下の力持ちとして、建物を支え続けます。

 

(株)盛工業 代表取締役  住宅地盤技士 浅沼 盛一

 

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