深層混合処理工法 大槌町
行いました。
大槌町の新規造成地ですが、夏の地盤調査の時点では、
全く住宅の着工が無かった土地でしたが、今回来てみると、いろいろな住宅メーカーが住宅着工しており、
すぐにこの造成地域も売約済みの土地になるだろうと
思われる。
こういった造成地は、元々の地盤を平らにするために
通常、切土や盛土を行う。
切土の部分は元々の土地を削るわけで、何年もかけて
落ち着いている地盤が多いが、盛土、特に新規盛土は
落ち着くまでに通常数年はかかる。
いくら、細かく転圧して締め固めても人工地盤に
変わりはない。
そこに、そのまま住宅を建てるのには、リスクを伴う。
盛土部分の圧密沈下がまだ終了していないのと、新規盛土の重量で盛土下の地盤が下がる可能性があるからだ。
たとえ、盛土部分に地耐力があったとしても、その下の地耐力も調べなきゃいけない。
盛土部分だけの地盤調査では意味がないのだ。
現在、世間をにぎわしている、マンションの沈下の問題も適切な地盤調査から始まり、適切な地盤の対策を計画した
のだが、施工の面で不具合があったというもの。
土の中で見えないものであるから、確実な施工能力・施工体制が必要になる。
大きな建物ならばなおさらだが、現在は住宅でも地盤改良の際、施工管理装置を使い、確実な施工を行い、データを取り、管理体制を整えている。
こちらが、柱状改良の施工データになります。
施工動画はこちらから
(株)盛工業 代表取締役 住宅地盤技士 浅沼 盛一
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