深層混合処理工法 岩手県紫波郡矢巾町
矢巾町で深層混合処理工法の施工を行いました。
この地域は、岩手医科大学の移転で矢幅駅周辺が近年開発され始め、駅周辺が様変わりし、区画造成も行われ、新規住宅着工が多くなってきている地域です。
弊社の所在地も矢巾町なので、施工件数も多い
のですが、この地域は花巻・北上のように
地盤が粘性の強い土の地域が多い。
セメントミルクを注入しながら、
撹拌をしている様子です。
このビットの下の方の弁からセメントミルクを
出しながら、掘削と撹拌をする。
それだけでは、粘性が強い粘土だと
撹拌状況(混ざり)がよくない場合がある。
なので、供回り防止翼(静止翼ともいう)が
重要な役割を果たす。
下から2番目の羽根が供回り防止翼、
ビット自体は回転するが、この羽根は他の羽根より
幅が広くなっていて回らないようになっている。
この羽根が回らないので、土を抑える役割をし、
他の羽根で確実に土を切って撹拌状況(混ざり)を
よくする。
混ざりがいいと、一定の安定した品質の改良体を
構築することができます。
ちょっとマニアックな話でした。
施工動画はこちら
(株)盛工業 代表取締役 住宅地盤技士 浅沼 盛一
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