地盤改良施工写真と解説 株式会社 盛工業 http://sakari-k.co.jp/

深層混合処理工法・浅層混合処理工法・話題の環境パイル工法・鋼管圧入工法などの地盤改良工法の施工についてを説明解説していきます。

深層混合処理工法 岩手県紫波郡矢巾町

巾町で深層混合処理工法の施工を行いました。

この地域は、岩手医科大学の移転で矢幅駅周辺が近年開発され始め、駅周辺が様変わりし、区画造成も行われ、新規住宅着工が多くなってきている地域です。

 

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弊社の所在地も矢巾町なので、施工件数も多い

のですが、この地域は花巻・北上のように

地盤が粘性の強い土の地域が多い。

 

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セメントミルクを注入しながら、

撹拌をしている様子です。

 

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このビットの下の方の弁からセメントミルクを

出しながら、掘削と撹拌をする。

それだけでは、粘性が強い粘土だと

撹拌状況(混ざり)がよくない場合がある。

 

なので、供回り防止翼(静止翼ともいう)が

重要な役割を果たす。

下から2番目の羽根が供回り防止翼、

ビット自体は回転するが、この羽根は他の羽根より

幅が広くなっていて回らないようになっている。

 

この羽根が回らないので、土を抑える役割をし、

他の羽根で確実に土を切って撹拌状況(混ざり)を

よくする。

混ざりがいいと、一定の安定した品質の改良体を

構築することができます。

 

ちょっとマニアックな話でした。

 

施工動画はこちら

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(株)盛工業 代表取締役  住宅地盤技士 浅沼 盛一

 

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